見所

新春初詣は田の口薬師
全国に「薬師如来」を本尊とするお寺は大変多くありますが、ここ「東照寺」は、弘法大師が自ら和・唐・天竺の土で製作したといわれる「薬師如来像」があることから、平安の昔より霊験もあらたかで「日本三大薬師」に認定されている。正月と2月11日の厄除け護摩供養の日には大変な賑わいとなる。毎月11日にも午前10時より本尊講・入真講があり信者が集う。小さいお寺ながら善光寺のように地下回廊もあり、人気となっている。また、寺の裏には大きな一本木の枝垂れ桜があり3月末ころには満開となり見事である。詳細はお寺のページをご覧ください。
東照寺裏側(南)にある枝垂れ桜の大木

春は湊川沿いの桜

◎2月中旬より「河津桜」の開花~3月初旬

国道11号線「湊大橋東詰」より約1Km上流 74本の並木/駐車場有

写真の背景は名峰「虎丸山(417m)」。右手は湊川河川敷 
3月には桜祭りがあり、隣接道路は歩行者天国となる
対岸に「蝋梅」(開花:1月下旬~2月中旬)「木蓮」(開花:3月上旬~3月下旬)の並木がある
◎3月中旬より「陽光」の開花~3月下旬
国道11号線「湊大橋東詰」より約2Km上流
「陽光」はソメイヨシノより少し早く開花し、ピンク色が濃い
◎3月中旬より「ソメイヨシノ」の開花~3月下旬
国道11号線「湊大橋東詰」より約3Km上流/「湊大橋西詰」の南北
すぐ東側の「中村集会場」の八重桜も見事である。(4月中旬)
 
◎3月中旬より「山桜」の開花~3月下旬
    「西中村集会場」南側山麓
すぐ後ろの山は「家山」/一番奥は「虎丸山」

 

初夏は「鷺(さぎ)」が舞い降りる田園風景

白鳥一支部二支部全体

  稲が青々と生長し始めるころ、大きな翼の「おおさぎ・こさぎ・五位さぎ・あおさぎ」たちが集団で飛来し、カブトエビなどを食べる風景がいたるところで見られます。稲が大きくなるとカブトエビがいなくなるので、湊川や池に出没する。三本松港の漁業組合前に餌待ちする姿も。最近、湊川には害鳥「鵜」も出没。鮎狙い

このころになると、野山から「ちょっと、来い」と(「いそしぎ」に)大きな声で呼びかけられます。(「グットバイ」と聞こえる人も)歌舞伎町の呼び込み屋のように拉致されることはありません。

夏は湊川尻に「ハマボウ」が咲き乱れる
正式名称は、「ハイビスカス・ハマボウ」
湊川尻西に群生する、市の天然記念木:市内には、塩越(白鳥園裏)と安戸池に少しあるが群落としてはここが一番多い。
初秋は白鳥神社秋祭りに
白鳥地区の獅子頭の舞
10月6日、白鳥神社から御旅所までの2Km、神輿行列の後尾に5地区の獅子頭が随行する中、4つは白鳥地区の獅子・だんじりなどがにぎやかに舞う。特に虎獅子頭の舞は、香川県指定無形民俗文化財指定(400年近くの伝統)他も500年ほど継承されている。大獅子は、大暴れするので有名。10月8日は午後から帰りの興行がある
左上:上組 右上:虎頭 左下:大獅子 右下:湊組
東かがわ市白鳥虎頭舞 保存会「虎獅子」  現在の形になったのは18世紀           
秋には白鳥地区(一支部・二支部)のあちこちにコスモス畑が出現する  イベントアーカイブ「コスモス祭参照」毎年7~8ヶ所
晩秋には周辺の山々が錦織なす
上は愛宕山・白鳥ラブラブアルプス/西藤井も同様

冬には渡り鳥が原間池に飛来する
原間池は年中バードウォッチの聖地!!
池つっぼり(かいつぶり)/かもなど 周辺は古墳だらけ
西藤井の山には、ハヤブサも住み着いたようです。

白鳥ラブラブアルプスとウバメガシの群生

コスモス畑と白鳥ラブラブフルブス 左は三石山/右は愛宕山 右奥は讃岐山脈
白鳥ラブラブアルプスとは高速高松道引田インターから「帰来山」「石鎚山」「讃岐白鳥岳(267m)」「笠江山(簪山を含む)」福栄東山に至る連山。白鳥側から見ると「讃岐白鳥岳」「簪山」西面に大きなハート形の壁面があるためその呼び名が付いた。この山は泉砂岩層/礫岩でできており、阿讃山脈とともに海底であったものが隆起してできたもので、貝の化石などがでます。北側の花崗岩の山「三石山」との地層の境界になっています。この連山西のはずれにある馬目崎は備長炭の原料となる「ウバメガシ」の群生があり、連山全体においても多い。昭和40年ころまで久詰池の北側に県下一の大木があったが、今はその株さえも国道11号線のバイパス工事により跡形もなくなった。冬場には白鳥ラブラブアルプスを縦走する人もいますが、200mクラスの山としては急峻なところが多く、全行程7Kmくらいだがかなりハードなコースとなっています。滑落などの事故があっても、防災ヘリなどでの救助が難しい所もあるので、知識・経験・装備・体力がない方へはおすすめは致しません。
※地図の拡大は上記記事ををクリックしてください。
かんざし山とは、標高210mの山頂が槍ヶ岳のように尖っており、80年ほど前まで頂上に大きな松の木があり、下から見上げるとまるで花魁のかんざしのように見えたことからその名がついた。
馬目崎:白鳥の笠屋地区の南端と東山川が合流する当たり
馬目崎は左手前の峰(ウバメガシの群落)の上終端部/左奥は阿讃山脈/中央奥は虎丸山/中央溝は湊川:この位置が泉砂岩層と花崗岩層の境

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